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アイドルヲタの子持ち主婦

とんでもない中毒性に気づけばズブズブでした。メンタルが弱ってた時はかならず聴いていました。そしてもっと沈む。

こんな音に包まれるなら死ぬのもそんなに悪くない…と思ったとか、思わなかったとか。

身体が勝手に踊りだしてしまうから電車の中では聴けなかったし、意識がひっぱられるからBGMにすることすら出来なかった、愛すべき困ったちゃんな1枚でした。

ものすごく優しいエレクトロニカ。　そしてどの曲にも懐かしさがあります。油断してるとグッときて泣きます。

2014年の後半はこればっかり聴いていたような気がします。トラックもさることながら、ケンモチさんの言葉遊びが好きすぎて。　私が聴きすぎたせいで、うちの5歳児は「桃太郎」を歌えます。

これは夏頃によく聴いていた1枚です。この清涼感！このアルバムのおかげで真夏日も乗り越えられました。　全体に漂うアナログな雰囲気も、キラキラしたジャケも、ものすごく好きです。

これまででいちばん疾走していて、でもエレガントな仕上がりだと思います。　それにしても、聴くたびに『本当に3人のバンドなの？もっと居るんじゃないの？』と疑ってしまう音です。ライブで見るまで信じない。

2013年の終わり頃リリースのアルバムなんですけど2014年にめっちゃ聴いてたんで入れさせて！おねがい！！！　Jemapurの音って好き嫌いがものすごくはっきり分かれそうですけど、そのぶん、好きなひとは猛烈に好きな音だと思います。そうです、つまり私のことです。

アイドルのアルバムも良作揃いだった2014年。中でもこれは、あんまり使いたくない表現なんですけど『アイドルなのにすごくかっこいい』1枚でした。テンションが上がりすぎてないのも良いです。

『カテゴライズなんてナンセンスだなー』ということを教えてくれたのがこのアルバムです。色々な要素が詰まっているのにごたごたしていなくて、ものすごく聴きやすい。　2014年にライブに行けなかったことをいちばん後悔しているアーティストです…。