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芝居、音楽、ＭＴＧ。平日は配る人。あと少しで30歳。

今、このアルバムを超えるアルバムに会える気がしません。

スカート、森は生きている、ミツメ、シャムキャッツ…。
すべての「郊外系」と無理やりくくられていたアーティストのすべてを超える、
瞬間という永遠をえぐる平易なリリック。
色づくコーラスと、
複雑性からポップへと完全に転換したアンサンブル。
スクウェア黄金期のRPGのBGMが自分に会いに来たような錯覚が続いている。（すいません、これは僕だけです。あのサガ3の雪の街みたいな。）

もはや3rdではtofubeatsみたいな打ち込みとかラッパーとかが加入してほしい。もうわけがわかりません。

今年ベスト最有力作品。

BIG LOVEやELEKINGがプッシュする「インダストリアル」という言葉、
そしてそれがもたらす意味やその音に、いまいち乗り切れない自分が、
night slugs、fade to mindというUKのダンスミュージック、あるいは
JAM CITYというアーティストに会って少しずつわかってきた「インダストリアル」感。
それをロンドンのHER RECORDSは完璧にわからせてくれました。
そして、このもっともHER RECORDSの中でトラックメイクに特化した男、
CYPHRは、ダンス寄りな他のメンバー（Sudanim/miss modular）よりも、
かなりエモーショナルなEPを上梓。
まるで金属の神に捧げたかのような宗教観。
あまりにも冷たい暴力的なクラップ。
portal氏曰く「久しぶりに出てきたUK感ありまくり」の集団。
僕はそこにRadioheadの絶望感さえ見てしまいます。
BRACE！！！！！

今年視聴機で一番最初に興奮したアルバム。

北欧の凍てつくチルウェイブから一転して、
Vaporwaveを一瞬だけ齧ったアニマルコレクティブへ。
そんなCEOは来日もこっそりしてて、ブッキングをしたかったが無理でした。（でもshiggy Jrの池田さんとちょっと絡んでて笑ったな）

「WHOREHOUSE」のリリックのように、
音楽ビッチな自分もこの娼館で途方に暮れているのかなあと、
嫌だなあと。
なんかそう思いました。

2014年度ロックンロールはこいつらに任せとけ杯ナンバーワン。

度をすぎたサイケのコスプレに拍手しつつも、
ポストHORRORSという噂は本当か？
個人的には後半の、サイケすぎてもはや、
聖剣伝説3のBGMですか？みたいな（またか）曲もあったので、
なんかそんな展開も期待してます。
くどい？でもダンスミュージックでもMAXOやLindsay lowendみたいに、
ゲームミュージックはかなりトレンドくさいすよ？
…って話は多分hihiwoopieさん
あたりがやってくれると思います。やりませんか。やりませんよね。

まったり最高アルバム。
これとファレルの「HAPPY」を聞いて、
週末をぼーっとすごすのが素敵な感じでした。

クオリティうんぬんとかじゃなく、よう出した。
わしが言いたいのはそれだけや。
あと「Show Me a Miracle」、ちょっと笑ったわ。
それだけや。

というわけであんまり聞いていないのでNEWRAVE回顧で、旧譜へ。
聞き直しましたが、やっぱりこれ頭おかしいです。

6月4日にDOMMUNEで公開された、
MC漢の「9sari group」の公開記者会見にて、
公然の前でのアーティストのサイン契約、
そして古巣LibraへのDisはかなり衝撃だった。
ネットレーベル以降の動きも視野にいれたEPの曲数など、
アイデアも豊富で、
MC漢が本当にクレバーな男だったんだなと思った。

そしてこのアルバムは去年から聞いてる名盤で、
この事件を機にまたマイブーム。ひっぱりだしてる。
新宿の闇と暴力だけではない、洗練された大人の、アウトサイダーの美。

北区のナイル・ロジャースことcoffee and TV。 YO 彼はチェックしとけ。

まあとりあえず買うわなって話で。