クロスオーバー系のファンにはお馴染みのオレ達のTokyo Down Recordsからは意外な感じの作品ですが、この激メローチューンの嵐の前にはただひれ伏せるしかありません笑）。お子様厳禁、ブラックミュージックを愛する大人秘聴です。キーボードディストに Xantone Blacが参加！

ある種軍団と化した彼らの総決算と言える作品になったのではないでしょうか。これはブラックポップミュージックの新たなスタンダード。

Dam Funk、Mayer Hawthorne、Myron & E - Broadway、Quasimotoと絶好調すぎるStones Throwからリリースされ、Giles、Jazzanovaらも絶賛されるサイケロックバンド。 裏ベストを選ぶなら間違いなくコレですね。きわめてナード、きわめてクール、そんな感じですかね。

実際に会ったこともあって、思い入れのあるハウス界のリビングレジェンドLOUIE VEGAのバンドプロジェクトElements Of Life。前作の持つコンセプチュアルさはなかったものの、良曲が並び、さすがといったところしょうか。名門サルサレーベルFaniaからのリリースというところも感慨深いです。

彼らのお遊び感覚が落ちた点はややがっかりしましたが、コレに文句を付けるのは野暮というもんでしょう。

ラウドなHi Hop感覚と、洗練されたUKソウルマナーのパーフェクトな融合。全体の流れも最高でした。アジアの血を持つクリエーターということもあり、今後も期待。

密かなブームであったビンテージソウルムーブメント。正直ピンとこかったんですが、これは大当たり。

今年はGeorge Dukeが天に召されたという悲しいニュースがありましたが、この方にお元気いていただきたいものです。今年リイシューさえたオレ達のロイおじさまの本作は全盛期の彼のエッセンスが濃縮された一枚でした。ガラージ、ブギー、ファンクチューンはもちろんメロチューンも良好。スルー厳禁ですぞ。

こんなシャレオツなサウンドが南アフリカ産なんて信じられませんでした。世界中どこにでもセンスの良い輩はいるんだなと改めて思いました。

大御所クリエーターとの共演で再び注目を集めたかれですが、期待通りの
良作でした。忘れちゃいけない　祝　ナイトの称号！