LAアンダーグラウンドの底知れぬ可能性と、そのコミュニティーの素晴らしさを痛感させられた作品。一家に一枚の大名盤です。

寒くになるに連れてランキング急上昇。トラックメイカーとしても、これからの飛躍ぶりが期待される一枚でした。

新人王を挙げるとしたらまさに彼ですね。Sound In Colorも大変素晴らしかったです。

最初聴いたときはあまり反応しなかったのですが、徐々に聴いていくうちに中毒になっていきました。YNQはオリジナルはもちろん、『Stevie』のようにモロカバーじゃないほうが好きです。今年もMadlib先生に財布の中身をたくさん抜き取られました年ですた。

彗星のごとく現れたレペゼン・シカゴのMC/プロデューサー。ダブの手法を取り入れた曲もあって、久々に面白いヒップホップ・トラックを聴きました。「The Long」はホント名曲。

ポスト9th WonderとなりそうなNicolayのトラックは、ヒップホップのトラックとは思えないくらいのサウンドスケープを作ってくれます。ジャケットの写真も素敵です。

エレクトロニカ以降のブレイクビーツ・アーティストの中で不動たる地位を築いていた彼ですが、今年のリリース作品では更に洗練された音を聴かせてくれました。

Zero 7の「Destiny」「Distractions」で歌声を披露していたSia Furlerの2ndアルバム。彼女の歌声はやはり気持ちよすぎです。赤ちゃんにヘッドホンをさせるauのCMもこの人の曲を起用すればいいのに。

相変わらずビートの打ち方はがかっこよすぎでした。この人にハズレというに言葉はないみたいですね。マソウさん同様に「Tromboline」がダントツでやばすぎます。

パーカッションの素晴らしさを世に知らしめた作品。Adam Rudolphさんはこれからも要注目人物です。

はてなダイアリーのほうで挙げたものが中心だったので作品のコメントは控えめにしました。いろいろと手をつけてましたが、やはり何だかんだで上の作品群がランクインとなりました。今年を振り返ると、結局またブレイクビーツ/ヒップホップを中心に聴いていた気がします。といっても財布に木枯らしが吹きっぱなしだったので、買い逃したものがたくさんあった一年でもありました。来年はお金に余裕を持たせて、更にジャズやブラジリアンといったジャンルの音源をたくさん聴いて耳を肥やしていきたいと思います。