bigflag
Rhymes Of An Hour
雨オトコ、ではないと信じております
01
Moodymann / Forevernevermore
(2000)
極上の黒いグルーヴが、トグロを巻いております。
02
J Dilla / Welcome 2 Detroit
(2001)
極上の黒いグルーヴが、煙に巻かれております。
03
Yesterdays New Quintet / Angles Without Edges
(2001)
極上の黒いグルーヴが、フワフワと浮いております。
04
The Avalanches / Since I Left You
(2001)
リリース以降の毎夏、この作品の起こす波に飲まれております。
05
Burial / Untrue
(2007)
都市生活者の夜 -2007 Version-
06
ゆらゆら帝国 / 空洞です
(2007)
空洞のあるグルーヴが、ユラユラとしております。
07
砂原良徳 / LOVEBEAT
(2001)
ピュアな電子音によるグルーヴが、心の臓の鼓動と重なるようです。
08
Fennesz / Endless Summer
(2001)
淡いノイズによるグルーヴが、夏の思い出を幻視させます。
09
Date Course Pentagon Royal Garden / Report From Iron Mountain
(2001)
ポリリズムによるグルーヴと歌謡曲のようなメロディが、どこか懐かしい幸福感を呼び寄せます。
10
Paddy McAloon / I Trawl The Megahertz
(2003)
この、どこに所属することもない音楽は、朽ち果てた末にある美しさを感じさせます。
comment
バラバラに見えるようでいて、意外と一本筋の通ったものが揃ったなという感じ。具体的に言うと、音数の少ないミニマルなグルーヴ感のある音楽が多いですね。で、その多くが、茫洋とした寂寥感が漂っているのが特徴でしょうか。対して、ある種過剰なもの(4と9、次点のAndre 3000)は、どちらかといえば幸福な空気感があると。そういうことらしいです(笑)。以下は次点。

・D'Angelo / Voodoo (2000)
・Doctor Rockit / Indoor Fireworks (2000)
・Isolee / Rest (2000)
・Aaliyah / Aaliyah (2001)
・Rei Harakami / Red Curb (2001)
・Think Tank / Black Smoker (2002)
・Andre 3000 / The Love Below (2003)
・The Five Corners Quintet / Chasin' The Jazz Gone By (2005)
・Flying Lotus / Los Angels (2008)
・Zazen Boys / 4 (2008)
best list