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会社員兼音楽ライターです。

Bunkai-kei Recordsの主催者であり、今年はVirgin Babylon Recordsから2枚組アルバムも出したGo-qualiaの、「大ネットレーベル祭」でのライブ・ミックス。アニメ・ソングやキャラクター・ソングをエイフェックス・ツイン〜ボーズ・オブ・カナダの流れにある音響に溶かし込む51分。のぶえレコードからリリース。

東京のトラック・メーカーによるインスト集。トラップなどを消化したビート、Clams Casinoに通じるような音響感覚がありつつ、どこか親しみやすい音作り。

福岡のMC、トラック・メーカーのトラック集。Flying Lotus周りのよれたビートを、エレクトロニカ的な透き通った音響に振り切り、歌謡曲などの歌の部分をサンプリングするという手法で作られている。特にクラムボンによる岡村靖幸「カルアミルク」のカバーをサンプリングした「---g-s-p-c---」がいい。

ロンドン在住のアーティストによる初作 from Maltine Records。インターネットを中心にしたダンス・ミュージックと日本のインディー・ポップに通じるユーモラスな歌心が混ざったアルバム。

ジャジー・ヒップホップ・グループによるEP。落ち着いていてメロディアスなラップとトラックで聞かせる。

ネットレーベル「同窓会」の主催者Fo0dによる別名義。ダンス・ミュージックの色が強く、Fo0dの時のような歌はないが、ここでもアーバンな感覚のメロディや音響は健在。

今年はフィジカルのファースト・アルバムを出した神奈川県の１９歳のトラック・メイカーによるアルバム。エレクトロニカ的な細やかなエディットと、それによってメロディのたったトラックが楽しめる。

札幌在住のトラック・メーカーによるEP from Maltine Records。チップ・チューンが混じったアッパーなビートと、どこか切ないメロディ・センスを持っている。「LUCKY」はいい曲。

女性アーティストによる初作 from Bunkai-kei Records。丁寧に作られた日本語の歌ものエレクトロニカ。

１MC、１DJによるグループによるアルバム。トラップなどの流行りのダンスミュージックをポップに消化し、リリックにゲームやSFの要素を混ぜるなど、色々含めてm-floのようなセンスを感じる。