マイク・キンセラ率いるアメフトの17年振りとなる大復活作品。その間、そして現在も続くOwenとしての活動の流れを汲みつつも、当時のらしさもあり、過去作と遜色ない、もしくはそれ以上の作品。とまるで商品紹介のようですが、本当に泣けるほど素晴らしかったです。

ピアノを中心としたネオクラシカルの5th。

ハードコア/マスロックバンドの10年振りの2nd。これも非常に久しぶりで、それでいてより一層激しさの増した作品。こういったバンドを聴く機会はほとんどなくなりましたが、悪くないものです。

ニュージャージーのエモバンドの2nd。ポストロック的なクリーントーンのギターを取り入れた、エモーショナルバンドサウンドが特徴的。過去作品と比べるとより優しい仕上がりに。 基本的にランキングはアルファベット順ですが、アメフトとGatesが2016年の双璧でした。

スウェーデンのポストロックバンドによる4th。透明感のある、北欧のバンドらしさが溢れています。そこそこ良い作品ですが、スウェーデンのバンドは全体的に初期のイメージををもっと盛り込んでほしいとよく感じます。

n5MDからリリースされるエレクトロニカアーティストの7th。ビートレスのアンビエント作品となっている今作ではありますが、特徴的な美しく浮遊感のあるシンセはしっかりと盛り込まれています。

マイク・キンセラによる8thがアメフトの新作と同年でリリースされました。アメフトのサウンドにはOwenの繊細なメロディーが、Owenにはアメフトでの活動の影響を感じさせるバンドサウンドが。こちらは基本的に従来と同じく弾き語りをベースにした作風は変わらずとも、相変わらず粒ぞろいな曲を揃えています。

ポストロックバンドの3rd。トップ10にはフィジカル購入作品から選んでいるため、インストゥルメンタルポストロックバンドとしてはこちらを1つだけ選出しました。

上記のSignal Hillと同じSun Sea Skyからリリースされたエレクトロニカ作品。今作で知りましたが、数多くのデジタルリリースがあるので、今後フォローしていきたいです。

アンビエント作品を代表して1作選出しました。このジャンルを購入する機会は減りました。