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DA 小市民

音楽を聴くときに、その蓄えた音楽的素養に裏付けられたペダンティズムを目の当たりにすると、ちょっと身構えてしまうのだけれど、このアルバムの間口の広さたるや！
単純にすごくドキドキしたアルバム。

だんだん自分の嗜好が「体が動き出すような踊れる音楽」から、「頭の中にいる小さい俺が興奮して踊りだすような音楽」にシフトしつつあるのだな、ということを興奮しながら実感したアルバム。もちろん凄く踊れるアルバムではあるのだけれど。

確かにRandomにAccessしたMemoriesなのだけれども、こんなに濃密なMemoriesを、こんな手法でAccessできる人はいないのではないでしょうか。

引力が物凄い。すごく惹かれる音楽。

庶民的には、風格すら感じてしまうアルバム。なんというか、Alex関連では、The Last Shadow Puppetsが一番好きだったのだけれど、今はこれが好き。

2013年はきのこ帝国の年だったのではないでしょうか。

案外俺、エレポップ好きなのだな、と再認識。夜聴くと、すごくいい。

現役最強感たるや。

The 高性能。そして「高性能」は何事をも凌ぐのだということを感じたりなんぞしてみる。

ただただ、こんな音楽が自分の日々を支えるのだと、実感。