Twitter / Heartrhythm
ごく普通の会社員が10代に聴いた音楽あれこれ
01
TRF / Billionaire
音楽に全く関心がなかった中学二年の1学期くらいでしょうか、内田有紀が主役のドラマ「17歳」の主題歌だった「survival dance」を聴いて衝撃を受けた。ドラマも甘酸っぱい青春ドラマでよく見てましたね。いまでもsurvival danceのイントロを聴くと当時を思い出します。「boy meets girl」と共に自分の心の中に深くのこった作品。
02
Eric Clapton / Unplugged
自分の音楽趣向に影響を与えたものの一つに間違いなく母親の存在がある。母はジャズやブルース、カントリーが好きでレコードもよく買っていた。音楽に興味が出始めた時期、金もない中学生はまず家にある母親の音源を借りてよく聴いたものだ。いまでは懐かしいレーザーディスクでボブディランのライブなんかもよくみたなあ。
そんな感じで、このアルバムも家にあったもの何となく聴いてみて衝撃をうけた。
このアルバムに収録されているアンプラグドバージョンの「layra」が大好きで当時こればっかり聴いていた。オリジナルを知るのはもっと後になるが、私はこのアンプラグドバージョンが一番好き。
03
m.c.A.T / m.c.A.T
色々な意味でシーンに衝撃を与えたATだが、私は自信を持ってこのアルバムが好きだと断言できる。ボンバへは勿論だが、意外とこのアルバムはメロウでスムースなラブソングが多く、ヴァースの部分をATが見事に歌いあげている。「girl girl girl」「愛は2shy」等でその美声を聴く事ができるだろう。しかし、このアルバムが私に与えた衝撃はもっと別の所にあった。たまたま「何聴いてんの?」と話しかけてきた母親にこのアルバムを聴かせたら、「ああ、これラップね」と言った。そのとき初めて、当初変わった歌い方だなあとしか思ってなかったこの歌唱方法が初めてラップということを知った。どうも母親はクリスクロスでラップを知ったらしいが、特にCDを買ったわけではないのに、何故クリスクロスを知っていたのかは未だに謎である。
04
TLC / Crazy Sexy Cool
自分の音楽趣向に影響を与えたもう一つのものは、TVKで放送されていたビルボードトップ40だった。自分の田舎では毎週日曜の深夜に一週遅れで番組がオンエアされており、当時は毎週録画してその番組をみていたものだ。
ランキングもそうだが、何よりMCの中村真理さんが語る音楽業界の小ネタ話が好きだった。
自分がこの番組を見始めた時、ちょうどcreepがトップ5におり、数週間後に見事ナンバー1を獲得した。今まで聴いた事のない艶のあるこの曲でR&Bの存在を知る事になる。
当時ヒットしていたボーイズ2メンも含め、よく聴いた1枚。
05
2pac / Me Against The world
初めて買ったラップアルバムがこれである。
当時、地元のスーパーの奥に何故か大量の輸入版を扱うCDショップがあり、ビルボードトップ40で聴いて、気になった欲しいCDはよくここで買っていた。
このアルバムもそのスーパーで買ったのだが、輸入版で訳詞がついておらず、歌詞そのものもついていないアルバムだった。そのためリリックがわからないという状況で悶々とした記憶がある。
06
The Notorious B.I.G / Life After Death
自分に相当な影響を与えた一枚である。私はラッパーのアウトローな雰囲気というか、生き様のようなものに非常に憧れた時期があった。そして、その象徴と言うべきラッパーは私にとってはビギーだったように思う。このアルバムは前述の2pacの反省を踏まえ訳詞付きを購入したが、本当によくリリックを読んだ。「誰かが死ななきゃならねえ」「誰かに殺されてやっといっちょまえ」ある種狂気じみたリリックに、当時高校生だった私は、ある意味歪んだ勇気をもらっていたように思う。何か怖じ気づきそうな時、前を向く力を与えてくれたこのアルバムは今でも大事な一枚である。
07
Inoran / 想
これもいまだによく聴くアルバム。krushがプロデューサーでアブストラクトなヒップホップやトリップポップが収録されているが、特にmonsoon babyとFaithの美しさは本当に素晴らしい。アートワークも斬新だった。他のソロ作品ではJのアルバムも好きだったな。
08
The Smashing Pumpkins / Mellon Collie and The infinite Sadness
初めてスマパンを聴いたのはbullet with butterfly wingsで、その後にリリースされた1979を聴いて即このアルバムを購入。ダーシーに憧れて、大学の時にベースをやってみました。結局挫折しましたけどね(笑)
09
Sting / Fields Of Gold
ビルボートトップ40には、イエスターヒッツという過去の名作を紹介するコーナーがあり、そこでEnglishman In NYが流れて即このアルバムを購入。ベスト盤なのでシングル中心なのですが、スティングの才能を十分すぎるほど堪能できる一枚。
Policeもビルボードトップ40で知ったし、この番組には本当にお世話になりました。
10
岡本真夜 / Hello
実はTomorrowの時から好きだったが、何となく回りに公言する事なく、大学生になって今までリリースされたアルバム全てをひっそり購入。岡本さんのアルバムはあまり捨て曲がないので、安心して聴けます。
tune
01counting blue cars / dishwalla
comment
こうやって見てみると、自分は比較的メジャーな作品に影響を受けていて、
現在、音楽趣向が多少変わった今もその影響が反映されていると思う。
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