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鼻だけBIGで中身おっ付かず

6/25の『D.L PRESENTS HUSTLERS CONVENTION NIGH』でRhymester宇多丸が「そりゃ、チャートだとか売上だとか数字には現れてはないけれど、俺たちは社会を変えてきたんだよ…。それをコンちゃん（D.L）が改めて教えてくれた。」というMC（演説とも言ってもいい）は論理が飛躍しているといえばしているんだけれど、Buddhaを聴いてきたオレには分かる。


あの悲しい出来事がなかったとしても、MIX CDとして素晴らしい出来栄え。

再生ボタンを押して「C.E.R.O」のイントロが流れてきた瞬間に、これが10年に何枚か級の傑作であることは分かったし、そういう評価をされていくのだろうと思う。
これと同じ感覚は『空中キャンプ』を初めて聴いた時にも感じた。

”リリシズムが原因でぶっ殺されても仕方ねーと俺は思っとるでよ 1987 産まれた年とかどうでも良いお前がタメとか知らねーよ”（「GZA1987」）
このヒリヒリした空気。
迂闊に触れたら大怪我を負いそうな。
THA BLUE HERBを初めて聴いた時のことを思い出した。

https://danielcrawford.bandcamp.com/album/modern-history

Blue Noteで見たライヴも素晴らしかった。
オリジナル作品も聴きましたが、バンキャンにあがっているような勝手リミックスの方が断然にいいですね。

「80年代のNEW WAVEやDISCO、DUBをボトムアップし、尺もDJ用にロングエディット」。

こういうのはあるうちに、聴けるうちに聴いておきましょう。
素晴らしい。

プープーというチープな電子音と焦燥感さえ感じさせる早急なドラム。
手塚治虫のSF漫画に出てきたような未来の音楽。

所謂"Hi Tech Jazz"。
シングルですが、スンバらしいので、ランクイン。

これもシングル。
トランスぽいアルペジオに入ってくるドラムがよい。
屋外パーティで明け方に栄える感じ。

…屋外パーティ、しばらく行ってないなぁ。今年は行きたい。

所謂JAZZ THE NEW CHAPTER的なもの…という意味でも、これを取り上げました。

サマソニで観たライヴも圧巻でしたなぁ。

2015年のデトロイト・テクノではベストな1枚。

more albumに上げているものに比べてあまり話題になってない雰囲気を感じるので、10位にしてみました。