09
tfj
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ブルックリン→マンハッタンに引越、そろそろ日本に帰ります。
01
Golden Silvers / True Romance
フェンダー・ローズにDX7を載っけ、MPCをオルガンペダルでトリガーする…という機材の選択から編曲まで、オーセンティックなんだかヒップなんだかよく判らん時代錯誤感がいちいち絶妙でお洒落。ルックス最高。実力も伴っていて、コーラスワークとかすごい綺麗。CMJでライブ観た&ちょっと喋ったけどドギーマギーしっぱなしでした。というわけでほぼ今年のアイドル。なのに巷の年間チャートに殆ど取り上げられてないっぽいのがすごい意外&残念。VogueにはちゃんとFeature↓されてますが。ちなみにCMJのライブはこの衣装まんまで来てました。関係ないけど声質が時々Elvis Costelloっぽいですね。
http://goldensilvers.co.uk/index.php/2009/12/29/golden-silvers-in-vogue/
02
Lake Heartbeat / Trust In Numbers
Air Franceとかjjにも通じる、Swedenぽいひんやりした音像が気持ちよく、なおかつソングライティングが良質。どの曲も粒ぞろいなのですが、Pipedreamsって曲が特に好き。詳細がよく判らないのですが、こんな夫婦って理想ですね。
03
Delorean / Ayrton Senna
バンド名がデロリアンでタイトルがアイルトン・セナ…おクルマがお好きなんですね!と声を掛けたくなるスペイン出身のレイヴィーなインディダンスバンド。声質とか、アレンジのアレとアレを掛け合わせて…ってのが透けて見えるんだけどセンス良いなぁ、ってあたりがLo-Fi-Fnkに似てるかも。この高揚感、若いっていいなぁ。CMJに来てましたがLAに居たので見れず…ABCでNY滞在時の様子が見れます。こういう普通のおっさんがホストでインディ系の若者の相手をしてるのってなんか面白い。
http://www.youtube.com/watch?v=BV4F3m70rnc
04
XX / XX
売り出し御礼中のXX。NYにもDJやライブで4,5回来てました。NYLONのイベントでライブ観たら(対バンのFriendly Firesの方が成長してて更に良かったとはいえ)、低音が気持ち良かった。血圧もテンションも低そうだけど音圧は地味に高め。Florence & The MachineのRemixもそんな感じで、元曲の暑苦しいボーカルをToddEdwardsばりにチョップした後半部分とか、DubStepというよりは往年の2Stepが好きな人にお薦め。関係ないけどボーカルの女の子は声/顔共にトレイシー・ソーン系統ですね。
05
Amanda Blank / I Love You
一方こちらは予想よりは売れなかったかな?裏Lady Gaga、というよりはポストM.I.A.の白い方(黒い方はたぶんSantigoldかKid Sister)、というよりは00年代のBetty Boo…みたいな存在。B-moreにちょいエレクトロ風味、という感じでアレンジ/ミックス含め好みの音像。最近はこっち系もシンセがビービーバーバーいい過ぎで疲れてねぇ…という方にお薦め。FullyFitted関連でPaseRockとのライブや、Urban Outfitterのストアイベントなどで見た。多分ヘア/メイクの所為なんだけど、メジャーに行く前の方が可愛かったと思う。そこだけ残念。
06
Atlas Sound / Logos
去年Deerhunterをレコ屋で聴いた時はフーン、こんなもんが絶賛されとるのか、ぐらいに思ってたけど全然イイ!多分あの時は試聴器のヘッドホンがヘボすぎたのと、NY着いたばかりで彼女も出来て痛快ウキウキ通り状態だったのでうつむき加減/シューゲイズ気分じゃ無かったんだと思う。ブログでお蔵出しされる昔の音源やらMixTapeやらも面白い。前述のABCの番組でのインタビューが結構衝撃的。この話を聞いたあとでSheilaとか聴くとズーンときます。
http://www.youtube.com/watch?v=Lly_KYRn72U
07
Drums / Summer Time!
脱力感と疾走感が同居するLet's Go Surfinが曲/PV共に最高なのは当然として、"Don't Be a Jerk, Johnny"って曲がまた良くて、倦怠期のカップルとかには染みます。イベントでライブ観たけどどぎついメイクで水玉のワンピースを着たマネージャっぽい女の子がすごいブチャイクかつ強気な態度でその場を仕切っていたのが印象的でした(謎
08
Clare and the Reasons / Arrow
正直ジャケやアー写も含め前作"The Movie"の方が好きなのですが、やっぱ良い。ライブ観ましたが奥方の美声と旦那のギター/バイオリン/のこぎり/ドラム…何でもこなす多芸っぷりに惚れました。こんな夫婦って理想ですね。
09
相対性理論 / ハイファイ新書
今年を代表する日本のバンドだったのではないでしょうか。日本に居ないので憶測ですけど。「さわやか会社員」がお気に入り。日本語判んない人でもハマるっぽい。
10
Kid Cudi / Man on the Moon
去年流行った"Day'n'Nite(Crookers Remix)"と、"Make Her Say"がイイ。正直、あとは大したことないのでよっぽどNite Jewelのアルバムにしようかと思ったけどそれだと書くことがない(おい)。特に後者はLady Gagaのあのダサイ曲がこんなグッとくるヒプホプに!て感じで最高。オケはいつものアレで、って感じだけどアレは最高だもんなー。Lady Gagaといえばカーネギーホールのチャリティコンサートで見た、ピアノ弾き語りは面白かった。シークレットゲストとして黒のボディスーツで突然入場、コード連打しつつぽっぽっぽっぽっぽぽ…PokerFace♪ってやってました。観客拍手喝采。でもその後のスカーレット・ヨハンソンとルーファス・ウェインライトのデュエットはもっと最高だった。話を元に戻すと、Crookers 側に客演した"EmbraceTheMartian"のSeiji Remixとかも良かったです。TB-303がイイ感じ。
tune
01Kindness / Gee Up
02Darwin Deez / Bad Day
03Florence and the Machine / You've Got the Love (XX Remix)
04Metric / Help I'm Alive (Acoustic)
05Bombay Bicycle Club / Always Like This
06Health / Die Slow (Pictureplane Remix)
07Joe Goddard / Apple Bobbing (Fourtet Remix)
08Harper Simon / Wishes and Stars
09jj / My Life, My Swag
10Nite Jewel / What Did He Say
11Calvin Harris / Ready For The Weekend
12Crookers / Embrace The Martian (feat. Kid Cudi) (Seiji Acid Remix)
13Kid Harpoon / Stealing Car (1st Chorus Only)
14Exlovers / Just a Silhouette
15Sondre Lerche / Words & Music
16Mango Tree / Angus and Julia Stone
17tUnE-yArDs / News
18Pastels with Tenniscoats / Vivid Youth
19Holly Miranda / Forest Green Oh Forest Green
20Depreciation Guild / Kimi Ni Mune Kyun
dj mix
01Hey Champ / Winner's Circle
comment
こうしてみると結構ライブ観に行ってるなぁ。チケットが安いというのもありますが。ライブで一番の思い出は、1st"Tangos & Tantrum"が大好きだったSylvie Lewis。ライブの帰りに地下鉄で一緒になり、JMZでブルックリンからマンハッタンに戻る途上(たぶんWilliamsburg Brigdeを通過中)、彼女と僕に向けてギター片手に"New York"を弾き語りしてくれました。ライブ自体はパブのショーケースで、彼女目当ての観客は多分3人くらいしか居なかったけど、素晴らしかった。その前日に観たSondre Lerche(知らない間にブルックリンに移住していた)の新譜で一曲共作したといっていたけど、どの曲なんだろう。
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