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レコードＣＤ大好きっ子

何から何まで、まるでモノリスのような存在感でリリース後3、4年は他を圧倒。
贅を尽くしたプロダクション(プレス工場まで選定)、考え抜かれたコンセプトは
時代背景(リリースは2001年)も相まってベスト1にふさわしいと思いました。
何年か後に出た12インチは45回転でかけるとダブステップと愛称バッチリ！

「怖いKLF」というゆかいなコンセプトは流石に4つ打ち方面からはでなかった…はず。
聞いていてウキウキする「鳴り」はむしろ小さい音で聞くほうが官能的という新しい聞かせ方まで提示してくれました。

沢山(たくしゃん)リリースされたイタロディスコのコンピレーションの中でも、
骨董見本市だけになる事無く、ミックステープ的な流れを作りつつ選者の顔もしれっとアピールしてくる稀代の傑作。
最後から2曲目のRisque-starlightがかかると不思議といつでも帰宅気分！

ゆっくりと、密かに、ふと気がつくとその影響は大きなものに…
深刻に見えない暗さは調整が異常にギリギリで、
その後の作品に見られるお弁当のパセリ的な有機感がゼロの…んんん、
気持ちいい閉塞感がシーンにある(あった)とすれば、その最高峰。
秘宝「don juan」が収録されていないアナログではさらに顕著に。

2002初リイシューという事で。
ずっと高値だったゴミが手の届く値段のゴミになり、めでたしめでたし。
地下鉄(しかも終電)で聞くのがオススメ！

使ってます！と申告しなければここまで出来る、チキンレース優勝グループ。
の楽曲がこれほど心地良いと、もはや泥棒を非難する感覚すらもなくなる(ほめてます)。

echospace？deepchord？笑わせるなよ僕イギリス人！これからはウジウジ系だ！
この10年pubとそのレーベルAmpouleの引きこもりっぷりは大変興味深く、
特にこのCDはピカイチの湿度と粘度で我が家を圧倒。

この10年気がつくと良く聞いていましたランキング1位。

とにかく3枚目です！3枚目のためだけに買ってもいいかも。
愛着がある分僕にとってDJHarvey / SarcasticStudyMastersを抜くミックスです。

このようなアワードによくある、最後は自分のCDで締め！